大好きやで
□招集
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―――――朝
シャワーをあびて
着物に着替え
朝食のある宴会場へ向かった。
「そっちは四男の金造でドアホや
廉造は男兄弟の末っ子で
ドスケベやけどよろしく
遊んでやってくれな。」
あー柔くんの声元気だ。
よかったよかった。
「せやせや 奥村くんこれから
プール行かへん!?」
廉くんの言葉を聞き
後ろから廉くんを抱きしめた。
『いーなー私もプール行きたいわー!!』
「りな姉!!////」
「れっ…廉造ーーー!!」
「ちょっ柔兄!!
これは俺悪ないやん!!」
『柔くん!廉くんいじめたら
あかん!!』
キッと柔くんを睨むと
柔くんは振り上げていた
拳を下げた。
「せやかて廉造ずるいやん。」
いじけたように
目を逸らす。
しかたないなー。
柔くんの後ろにまわり
ギュッと抱きしめた。
『これでえぇ?』
「////…おぅ。
りな 隣で食おうや。」
『うん。』
ぽんぽんと叩かれた
座布団の上に座る。
そして朝ごはんを食べはじめた。
「で、りな?
相談があるんやけど。」
『ん?』