花霞

□男前と堅物
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「ってか、てめぇは誰だ?」
美月は今だ小言を言う男に尋ねる

はっ

固まりがとけた斎藤は男に向かい言う
「助かった。山崎」

「いえ・・・・・」
美月に小言を言っていた男、もとい山崎は斎藤に一礼する

それを見た美月は
「あんたが最初から俺ら張ってた奴か。」


「!気付いてたのか?何時から・・・・」
斎藤が驚き問うと

「確か・・・・・・俺らがあの沖田?だっけか、あいつに縛られてる時に気付い「それは最初から気付いてたと」」
山崎が悔しそうに言う


「あっはっは、気にすんな俺だから気付けたんだ。現に千鶴は気付いてなかっただろうが」

「貴女は何者ですか?あの身のこなしといい、不審な点が多過ぎます。」
山崎は鋭い眼光で睨みつける

「俺か?俺は「何やってんの?」」
スパーン
良い音と共に沖田が入ってくる


「・・・・・・・・・・総司、空気読め」
斎藤が溜息をつく
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