FF13


□泣いた義姉と支えた義弟U
1ページ/2ページ

(2)本心

Snow-side

俺は正直に告白した。

セラを裏切ってしまった。

もう殺されてもいい。

そう思った。

でも、空耳ではない彼女の本心を聞いてしま

った。

「私もそうかもな・・・。」

と。

信じられなかった。

義姉さんが本音を言うとは思いもしなかったか

らだ。

言ってやろうとしたけど、言ったら殺されそう

な気がしたからちょっと焦らしてみようと思っ

た。

「へ?・・・義姉さん、今何か言った?」

「知らん!!・・・空耳だろう!!」

可愛ええええええ!!

『でも、「私も・・・そうかもな。」って聞

こえたぞ?義姉さんの所から。これでも俺、

結構聴力いいんだぜ?(ニッ!!)』

「そんなこと・・・私が言うはずがないだ

ろ・・・。」

「いや、絶対言って「言っていない!!第一

私がスノウの事が好きでも私はセラを裏切れ

ない。」

「ふーん。じゃあその言葉、義姉さんが俺の

事好きだという解釈でいいか?」

そう聞くと義姉さんは顔を真っ赤にしてーー

「ああ・・・。って、あっ!!」

「やっぱり!!・・・ちょ、義姉さん・・・

ってうわぁぁぁぁぁ・・・!!」


ドカ!!ドカバキゴキ!!グシャ!!

おい、今俺の体からグシャ!!って・・・

「義姉さん酷す・・・る・・・(バタリ)」



スノウ照れという女の武器で危うしwww
次へ

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ