06/07の日記

09:05
一週間ぶり (鍛冶神
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人見知りには親戚でさえストレスなんだぜ…。
従兄弟の子供、総勢五人(女の子)がお転婆でテンション高くて振り回されてただけだがな。
しかし、翌日変な筋肉痛になったのは計算外だった。

やっと片付けが済んだんでパソがいじれるようになったよ。
ここに書くのは携帯からだけど、文の骨組みはパソに書いてるという二度手間。
兄貴、俺にもネット環境を分けてくれ。








今回こそ女神+黄金。





「…会合の日まで一週間を切りました。各々の報告をお願いします」


少女の声が部屋のなかに響き渡る。
ここは聖域、教皇宮内に存在する会議室である。
数日前からある議題により何回も使用されている。


「…そうですか」


少女がため息をつく。
今回の会議も意味のないものに終わってしまったらしい。


「今現在、主がいる聖衣は一通り修復を終えました。問題は…」


黄金聖闘士の一人であり、優れた修復師である牡羊座のムウは、表情を曇らせながら言葉を紡いだ。


「黄金聖衣が戻らないことだけです」


そう、ある議題とは…

聖戦後に突如その行方をくらませた、彼ら黄金聖闘士たちの聖衣についてである。



持ち主が呼び掛けても戻らない。

聖戦の折りに壊された聖衣について冥界に問い合わせるも、欠片も見当たらぬとの返事。(しかし、真偽は不明)

最後の目撃者である青銅の五人もあの後の事は分からないという。



「うーん…どこか一ヵ所に集まっている感覚はあるのですが…
もう二、三日すれば私の小宇宙も完全になるはずですから、少し待ってみましょうか」


少女はそう呟くと視線を一人の男に向けた。


「ところで…サガ?」
「はい、どうなさいましたアテナ?」
「一体何がありましたの?昨日見たときとはまるで別人のようですよ」


アテナと呼ばれた少女の言葉にサガ以外の黄金聖闘士が同意するように頷く。
もちろん、サガの弟であるカノンも。
なんせ彼は寝起きのコーヒーを楽しんでいる時に、サガの一言によって盛大に吹き出してしまい、朝っぱらから掃除をするハメになってしまったのである。

ようはそこまで驚くほどにサガの様子が全く違っているということだ。

会議室にいる全員の視線を浴び、少し思案したサガはしばらくして口を開いた。




「…と、そこで目を覚ましました」


サガが見た夢の内容を説明し終わると、アテナは首を傾げた。


「…サガ、その方は双子座が戻ってきたら、と言ってらしたのですね?」
「え、えぇ…」
「では、その方の所に聖衣がある可能性が高いですわ!」


アテナはさらに気付いた事実に喜びを露にした。


「聖衣が自ら頼り、聖衣と意識を交わし、両足が不自由…そんな条件が揃う存在なんて、私はただ一人しか知りません!」


アテナの喜びように、呆然と眺めるだけの黄金聖闘士。


「ヘパイ…」


アテナが名を紡ごうとしたその時。
一つの輝きが会議室に現れた。
何事かと身構えるが輝きがおさまると、見覚えのあるそれにムウが声を掛けた。


「牡羊座…?」


それはまさしく、行方知れずとなっていた黄金聖衣の一つであった。







今回はこの辺で終了。
昨晩あげるはずが途中で寝ちゃった☆←
次はこの場面の続き!

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