09/25の日記

00:59
中毒。
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世の中には様々な依存症というものがありますが。
やめた方がいいとわかっていて、やめたいという意思があったとしても、どうしてもやめられないというような経験は、幸いなことにまだしたことがありません。
長く同じものを好きでいることはありますが、それはやめる必要がないからやめないだけで、何かのきっかけでそれが生活の中から消えたとしても、それほど動揺はしないだろうと思います。

音楽もゲームも本も絵も、ないならないで構わないし。
お酒も煙草も向精神薬も自傷行為も依存するまでにはならなかったし、買い物依存とかギャンブル狂になれるほどのお金もないし。
人間を好きになったとしても、特定の人への支配欲とか独占欲みたいな執着心はないし。
刺激を受けることで脳内で何かしらの反応はしているはずだけれど、理性を手放すほどの存在にはならないのでしょうね。

何にも依存しないことは、生活を破綻させることなく過ごすには良いのでしょうが、何かにどっぷり依存してみたいなあという願望も少しあります。

なんか、自分の脳内の報酬系の回路が不具合起こしてる気がするんですよ。
何しても楽しくなくて幸福感がなくて、好きなことをしているはずなのに、本当に好きなのか実感がわかなくて。

でも、私の報酬系は、最初から働いてないわけではないようで。
人生で数回、「楽しい」なんて言葉では言い表せない、とてつもない高揚感と幸福感に包まれた経験があります。
それを知っているからこそ、今が余計に空しいのかもしれません。

あの感覚が日常的にある人はとても幸せだろうなあと羨ましく思います。
幸せを感じやすい人と感じにくい人は多分いると思うんですよね。
そして私は間違いなく後者です。

理性も世間体もかなぐり捨てて、我を忘れて大好きになれるものに没頭してみたいなあ、という夢。
いつか叶えるためには大好きなものを見つけなければ。
どこにあるんだろう。





izr

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