Flavor

□Love change
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「見てッ!アスランくんよ!今日もカッコイイわね〜///」


「今日も超イケてる〜vV」


「カッコイイッ!彼女になりたぁい」


「でもさぁ…――いつもアスラン君と一緒にいるアレって…――」

「あぁ、ヤマト君?アレはもう、ダメダメッ!眼中になしっ!」


「やっぱ、ヤマト君もあれくらい格好良ければいいのにねぇ…」


毎朝、女の子たちは隣に居るアスラン・ザラに夢中だ。彼は、紳士的で、頭脳明晰、スポーツ万能で顔もカッコイイし理想な奴なのかもしれない。
そして僕は、そんなカッコイイと評判の彼と幼なじみで親友なんだ。


僕はというと…―――
高校二年生なのだけど、ファッションとか興味ないし、引き籠もりの人見知りだ。
人と視線を合わせないためにビン底の伊達メガネをしたり、髪もボサボサで…――
所謂、ダサい奴で学校では女子から相手にされない。
それにアスランみたいに目立ちたくないからコレといった取り柄だってない。

唯一、アスラン以外には彼の彼女である、カガリ・ユラ・アスハには話しかけられてはいるが…。
まともに女の子となんて話したこともない。恋愛なんていうのも経験がない。
だって、誰だって彼氏にするなら、カッコイイ人がいいに決まってるしね?








「キラッ!お前も髪とか切って、メガネも取ると、かなりカッコイイと思うぞ?
女子に、あんなコト毎日言われて悔しくないのか?」


「…別に…―――。
だってそう言うのに興味ないし…」


カガリは盛大な溜め息をつき、蜜色の髪を両の手でガシガシ掻き始め、キラに向かってとんでもないことを言い出した。




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