Straight

□君に捧げる花束を…
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「本当、何もないんだけどさ…――。
ただ、ラクスにこれが合うかなって思って買って来たんだ///」


「まぁ、ありがとうございますッ///
とても嬉しいですわッ///」


ラクスは受け取った花束を嬉しそうに見て香りを楽しんだりしていた。
キラはその姿を見て、愛おしさが込み上げ、後ろからきゅっとラクスを抱きしめるとラクスも擽ったそうにしていたが抱きしめられたのを甘受する。


「ラクスはやっぱり、ピンクが似合うよね?この薄いピンクとか…――」


「ふふふっ。そういえばキラは花言葉を知っておりますか?」


ラクスはくるりと回り、キラと向き合うように立ち、キラを見上げる。
キラはラクスの額にキスを落とし、ラクスの質問に答えた。



「ん〜…まぁ、有名なものなら知っているけど、詳しくは知らないなぁ。
…――何でそんな事を聞くの?」



「ふふふっ。いいえ。ただお花にもちゃんと意味があるのですわ」



「うん…?よくわからないんだけど…――」




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