Flavor
□Love change
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少女は固まってるキラを不思議そうに彼女の透明な蒼い瞳で、見つめていると、チャイムが鳴ってしまった。
「まぁ、いけませんわ。チャイムが鳴ってしまいましたわ…―――
急がなくては。貴方も急がないとダメですよ?」
彼女はパタパタとキラの前から去っていった。
残されたキラは、髪を少し触るとボサボサ頭なのを思い出し、何だか恥ずかしくなった。
「なんか、第一印象最悪かも…――;」
キラは、少女が去った後を見送った。
「何だか、いつもより緊張したなぁ…―――
あんなに可愛い娘学校に居たんだ…――――///」
キラはまだ恋という気持ちに気づかずに運命の出逢いを果たした。
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