☆短編集〜銀切華〜
□国語準備室
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ーーー放課後 国語準備室
『なぁ……高杉…?』
銀八がニヤニヤしながら俺に話かけてきた。
『んぁ?んだよ話しかけんな』
生徒がこんなとこにいるのはおかしい。
そんなことは俺もわかっている。
それなのに何故、俺がここにいるのか。
それは銀八に呼び出されたからだ。
『高杉、お前。なんでここに呼び出されたかわかってねぇーの?』
『………っ』
『わかってんだろ?』
薄々は気づいてた。
銀八が…………
『いつまで反抗期気取ってんの?
そろそろ素直になれよ………
俺、そろそろ限界なんだよな』
俺を……
『っ……なに言って!?』
『ふーん……
ここまでいってもんな態度とるんだな。
いつまでもそんな態度とってんだったら………
どうなるかわかってるよな?』
銀八が俺の頬から顎にかけてそーっと撫でる。
…………っ……
銀『わかってるから、んな態度なんだろ?』
顔が近ぇ………//
そう思ってたら…
『!?…おまっ、銀っ……』
俺の口に銀八が自分のものを重ね、舌を絡められた。
『……ぁ………ぎ……んっ…』
『……ハァッ……
へ、へぇー……た、高杉………
お前……んな顔出来んだな……ぁ……』
『…はぁっ…う、…るせぇ
…銀ぱ…ち、離れろっ…』
俺は銀八を突き飛ばして言った。
『ほら、…顔そむけんなよ
…こっちむけ…もっかい、
してやるから………』
『っ………やめっ……』