死姫
□第三話
1ページ/2ページ
「急に呼んでごめんなさい。ちょっと頼みたいことがあって」
といった廉斉は今まで着ていた、きれいな服ではなく、おそらく故郷のであろう、とても動きやすそうな服装をしており、髪も最初は簪をいくつもつけていたが今はポニーテールをし更に二つに分けた髪型をしていた。
「いえ、かまいません。ところでさっきより格好が変わってますね」
土方がそう言うと、廉斉は二コリと笑い、
「これが、いつも着ているものなんで」
と廉斉が答えると今度は沖田が聞いてきた
なにかされてるんですかィ?」
この質問にも笑顔で答えた。
「ええ。武術一般ね」
「へえ。俺達も剣術には自信がありまさァ。今 度相手してくれませんかィ?」
「いいですよ」
「じゃあ、なんで俺達に護衛を頼んで来たんで しょう」
土方の突然の質問に驚きつつも答えた。
「ああ、それ「姫様が抜け出さないようにです」
「「・・・はい?」」