旧拍手小説

□丸川幼稚園!!
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此処は丸川幼稚園。

みんな元気いっぱいに遊んでいます。


「まさむねせんせー!みてみて、せんせーのえ、かきました!」

そんな中、園児の一人、りつくんが政宗先生の元にとたとたと走って行きました。

政宗先生がりつくんの絵を見ると…

「!?」

「せんせーとおれのえ、かきました。どーですか…?」

その絵には仲良く手を繋いだ政宗先生とりつくんが描かれていました。

それだけでも普段からりつくんに邪な感情を抱いている政宗先生です。喜ばない訳がありません。

その上、りつくんがこてん、と首を傾げました。

もう鼻血ものです。

「(りつ可愛い!)…ありがとう、すごく上手だな。」

「えへへー。おれ、せんせーだいすきっ」

「りつっ!」

なんとなんと政宗先生は自分の立場を忘れりつくんに抱き着いてしまいました。


りつくんはにこにこ笑顔でしたが、周りにいたしょうたくん、ちあきくん、たかふみくんには口々に…

「あー!まさむねせんせーがりっちゃんにへんたいしてるー!!」

「ほんとうだ!せんせーのへんたいっ」

「へんたいー」


その日から政宗先生は"変態"と呼ばれるようになりましたとさ。
りつくん只一人を除いて。


立場をわきまえましょう。



 

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