世界一初恋
□デート
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今日仕事は休み
だったはずなのに…
昨日の帰り
「おい、小野寺。」
高野さんに声をかけられた。
「なんですか?」
「お前明日暇だろ? 俺に付き合え。朝迎えに行くから、準備しとけよ。」
「はぁ!? 俺、あ、明日用があるんです… すみません。」
高野さんは顔をしかめた。
「上司命令だ!! もし来なかったら仕事増やすからな。」
(この人無茶苦茶すぎる…)
「な、何ですかそれ!? 俺じゃなくて… 横澤さんを誘えばいいじゃないですか。」
「何でそこで横澤がでてくるんだよ。俺は明日お前と一緒に過ごしたいって言ってんだよ。」
「なッ―――――//////」
「じゃ、そーいうことだから。よろしく。」
「ちょ、高野さん―――!!」
(また高野さんに上手くのせられた)
というわけで俺の休みがなくなった。