□今度こそ奪還!!
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あらすじーー

前回、伊佐那海奪還!!
のために佐助、私、アナが伊達様のお城にやって来ましたー!!

だけども、佐助は残念ながら伊佐那海の奪還に失敗し、私は私で捕まりましてー。アナはどこに行ったのか解らず。

簡潔に言うと残念。ドンマイ。
ってことになりました。


……………え?あらすじが適当過ぎる?
しょうがないよ。牛スジは私残しちゃうんだもん(笑)←そんな話してない。












さてさて、ごろんとねっころがってる伊佐那海に声をかけてあげましょうかね。


まだ、簀巻きで身動き取れないし、麻痺して感覚が全く無いんだ!!血が出てるのか出てないのかわからないし。現在昼なのかな?明るいよ。眠いよ!!←バカ


『ねぇ。』


「………………ん?」


微かだが伊佐那海から声が聞こえたのでちょいと話してみます。


『私は闇のなかで生き、人を殺す者だから伊佐那海の考えていることはほとんどというか全く意味がわからない。実際前まで人との会話も無かったし、する意味も無いし。』


「……………」


『考えてること当たってたら良いなー。


…………えっとー。大嫌いだった私の親がこんなこと言ってました。"仲間を大切な人を思って自分もと何かしらで戦おうとする者は善者でしないものは悪者"と。
私にはこの話聞かされたときはよくわかりませんでした。
わかったときは親を…………したとき。ああ、私は…………偽善者


伊佐那海はこう考えてるでしょ?誰かが傷つく姿を見てここにいる。もう誰も傷つかないようにするため。』


「…………………」


『……けどねー。あ。これいっちゃうと傷つくかも知れないね。


今、戦わずして逃げてる。
皆頑張ったものがあなたのせいで全てがパーになった。
あなたは善者思い込みの悪者ね。』


「ーーーー!!」


『大切な者達がいるのと言うのに逃げてどうするの?』


「……………ぁ。」


『誰だって逃げたくなるときはあるけど、それを乗り越えるのが人間だと思うのだがね。


まだ、あなたは若い。
これを期に挽回してみたらどーですか?』


「……………」


『………………ね?』


「…………………」


『………………』


「………………」


シーン.

………………やば。静かになっちゃった!!


何この空気。耐えられないんですけどー。ん?耐久戦!?
………やれと!?簀巻きにされてる状態でやれと!?ヤダよ。眠いもん←コラ。


りんが心のなかで悶絶している最中、伊佐那海はさっき話してる最中座ったのだがまた畳に寝転がった。























悶絶しているうちに寝てしまっていたようで辺りは少し暗くなっていた。


寝てたとは……忍びとして最悪じゃんか。失態。


『………………ふぁー。(あー。寝てたわ。といっても今でも痺れてるとは………………体麻痺ってなければ今すぐにでもこの状態から解放されるというのに………あ。結局私が悪いんじゃん。簡単すぎる罠に引っ掛かりに行った私が駄目なんじゃん。うわー。失敗した。てか、何でここに放置されてるの私。あの忍者ら者扱いしやがって。今度あったらシバく。


あ。シバいてるじゃん!!この世に居ないじゃん。)』


「……………ねぇりん」


『………はい。どーしました?』


「…………"あなたは若い"っていったよね?


りんは何歳?」


『……………え?(そこ聞く!)』


わからない以上どうしようもないのであたふたあたふたすると
すっと上から何か降りてきた。
…………え?誰かわかってないって
臭いがしないのが本音。


「佐助もりんも


頼りにならないわね」


『その声はアナスタシア!!


その言葉聞き捨てならないぞ!!何だよ頼りにならないって!!』


「今現在の事じゃない」キッパリ


『う"』


なにも言えない。


「……………アナ………


どうやってここに………?」


アナが来たことによってがばっと起き上がった伊佐那海。


「フン.


男なんてチョロイもんよ。」


『なーにがチョロイんだよ。


傷だらけのくせに。』


けろっとはしているが
アナはかなり傷だらけだった。
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