壱
□上田城忍合戦
2ページ/2ページ
『ぐぁっ……あぁぁあ……』
結構長期戦でした。
…………ウソです。一瞬です。
今 、なんて……
『痛い痛い痛い痛い!そこ骨!骨だよ!!《ボキッ》ほら折れた!どーしてくれるんだよ。』
「………………」
半蔵が無言で私を足で踏み潰してます。それも私仰向けで
あー。勢い良く潰されて地面と顔がキスをしたときは物凄く痛かったけどね。
半蔵無言で腰をグリグリしないで!!なんのプレイだよ!!
訴えるぞ!!何処に言えばいいんだろ?あれ?うーん(迷)
「…………考え事するとは充分余裕なんですね」
ボキッ
『うぐっ……そりゃあまぁ余裕だよ』
折ってるのは左肩から斜めに通ってる骨だからね。
痛いけど、そんなに痛くはないぞ!!
「それじゃあ、これはどうでしょうか?」
『えっ?』
あら知らないうちに白いもやが消えた。嘘でしょ!??
消えたからボッと私の体が燃え出す。嘘でしょ!??
わあああああああ。こーなるの!!?始めて出てきましたから知らなかったよ…………って
『暑い熱いアツイあついアツイ』
「りん!!」
手で頭を押さえなから叫び狂っていると大声で私を呼ぶ伊佐波海の声がする。戻らなきゃ。何処かって?影だよ影。マジあーつーいー
「誰に断ってこの女にちょっかい出してんだ!?」
ダンッ
『!!ぐふぅっ!!』
才蔵が半蔵の真下目掛けて上から来たので半蔵はパッと後ろに下がったが押し潰されていたりんは今度は才蔵に勢い良く潰される。
……………厄日だ。
『ぐぅぅぅぅ』
「悪い悪い(笑)」
(笑)ついている時点で謝る気ないだろ。
まあ、踏み潰されたまま、今度は才蔵と半蔵との戦いが始まる。
つづくがいつになったら解放されるのだろうか。死にそうなんだけども。
あとがき
はい。グダグダ感で終わりましたー。
今回書きたかったのは、りんがマジで日が出てる最中に影から登場させたらどうなるか書いてみたかっただけです。
結果、焼け死にます。
炎はりんの体全体を焼きます。
他の人が触った場合はなにも起こりませんりん限定です。
だから、半蔵に足でグリグリしても才蔵に足で踏み潰しても平気な訳です。
死にそうなのに、大丈夫かなあ(笑)
今度は"主"についてちょいと書きたいな?