□でかいねー蛇ー
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それは夜に人がうわばみによって

襲われる事から始まる。
















▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽





私と伊佐波海は


会議を行っている扉の前で隠れていたりする。


話によると
里にうわばみが出没しているらしく、退治するということ。
幸村様は佐助に指揮を任せ途中から乱入した才蔵は退屈しのぎに退治金髪美女のアナスタシアことアナと組んで行くらしい。


それを黙ってはいられ無かったらしく戸を開けてギラギラと目を輝かせてアタシも行く。と闇をまとったような感じで才蔵たちの方をみた伊佐波海。


才蔵ビビってるよ。
寒いよこの空気。
私本当このままじゃ寝不足だね。
寝せて欲しいなぁ













てなわけで私は伊佐波海の影に隠れているわけでして


「放せって!」


「いや!アタシはいつでも才蔵と一緒にいたいの!
運命なんだから離れられないの!!

それに目ェ離すとすぐ浮気するでしょ!」


「あのなぁ………」


もうこの夫婦漫才になれた訳なので私は例え空気でもシカトされててももう良いことにした。


「いいからかえれ!!足手まといだろ!!」


「いーやっっ」


『《アナー。眠い。》』


「!」


急にアナに話しかけたらビックリされました。そりゃあーそーだもんね。空気だもんね。

泣いていい?


「集合!!」


おっと何だろ?と才蔵、伊佐波海の夫婦漫才を無視し佐助の方をみていたら


「白雨以下5名 里 南側 凱風以下5名 里 北側 浪裏以下5名 里 東側 我 西担当 蛇発見時即煙!!


散!!」


と言うことで真田忍隊が瞬時に消えた。ふーん。片言なのに良くわかったなぁ。私、くのいちなのにわからなかったーーわーいーぐへらっ


『《ーーーいっっ》』


影から勢い良く踏まれたので私に衝撃が来た。何だ何だと伊佐波海の方を向けば


「ホラッ奴らに先越されちまう!伊佐波海!」


「いーやーー」


何か喧嘩みたいのが起こってたっぽい。

あ。これ漫才か。


『《うううう。私のことも少し考えろよー。》』


「(りん 可哀想)


役立たず」


「テメエっ」


佐助が才蔵に嫌みをいったお掛けで漫才が終了した。
けど、才蔵の何かがきれたっぽいね。


「そんなにベッタリしていると才蔵の足手まといになるわよ。
それにりんちゃんもさっきから寝させてと言ってるしね。」


「!」


伊佐波海がアナをみてから自分の影を見てアナにまた戻った。
私ホント存在忘れられてた!!


「ケガしないうちにお城にお帰りなさいお嬢ちゃん」


うんうんと影のなかで私。頷いてみる。日が出てるから私には出てくることが不可な訳ですからね。
戦ってといわれても無理ですからね。守れませんよ。


「才蔵が守ってくれるから大丈夫だもん!


絶対!!」


『(もういい寝るよ。)』


「(本当りんちゃんことを数えないのね)


あのねェ…私が言ってんのは……」


アナがいっている最中に後ろから狼煙が上がった。


それにはせっかく寝ようとしていた私も覚醒する。


もう。寝れないや。
終わったら寝る。うん寝る。


佐助とアナはささっと向かうのに対し、伊佐波海と才蔵はとどまる。


というより伊佐波海が才蔵の服の首を掴んで違う方角を見て


「怖いのはあっちにいるよ」


といった


りんはただ何も言わず
2人を見ていた。
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