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□再び壊滅へ
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ドドドドドドド

ちくしょー。意味わからない。

『なんでこーなるんだよ。』

走るの苦手ってゆーのによー。














▽▼▽▼▽▼▽▼

数分前、停電した図書館にて婦長さんがドアを開けて入ってきた。

……………まあ、それはそれで良かったのだが

ガブ

ガジガジ

「……………」

「はい?」

その婦長さん来て行きなりアレンの左腕に噛みつきました。

『あれでしよ?アレンが婦長を怒らせたんだろ?かじりつかれるほど何かしたか?』

「一切してませんが?(黒)」

これ以上美味しくないアレンの腕をガジガジされるのは見ていて気持ち悪いから婦長を後ろから両腕を掴んで引き離した。婦長どしたし。アレンになんか恨みでもあんのか?「だからないから。」

『婦長さんもう怒るのやめよーな。』

「えっ怒ってんの?婦長怒ってんの?」

「退院してなかったのか」

「バッチリ退院しましたよ。」

『嘘つけー。この怒りかた異常だよ』

「だから退院したっ!!」

「ガルルルルッッ」

うわー。声が怖い。本当話忘れちゃったから凄く怖いんだよな。
この結末が。

「まあすごい声。風邪じゃないですか婦長」

婦長のことが気になったミランダが俺が頑張って押さえている婦長の前にくる。
嫌な予感。

ガブッ
『あ。』

「わーーーっ」

ミランダに噛みついた。
やっぱりそーきた。

『ミランダから婦長を離せー。』

ドドドドド

俺の一声によりほぼ皆がミランダから離すために押す。
イテテテ俺も押すな。
そろそろ婦長さん離していいよな?な?な?

「ガァアアアア」

「なんでそんなに怒ってんですか婦長!!」

「落ち着いて話し合いましょうねっ?」

説得中なのだが流石に長時間婦長を押さえるのは疲れたので、説得中の人たちに託し、俺はそこから逃げ出した。

「ガブ!」

「いたたたた」

『………がんば。』

俺。噛みつかれるのは勘弁だからな。

たたたたとミランダたちのところに行くと

ガブ

「「「「!!!」」」」

『え?なに?こんな関係だったの?』

ミランダがちょうどマリに噛みついていた。
え?こんな関係だったとは。もっと早くしっとくべきだったな。

数秒後マリがショートするが。
俺は違うところを見る

扉からだ獣みたいな声が沢山聞こえる。
ギャアアアとかガァアアアとか。

………………本当怖いぞコレ。

さささと後ろに下がると壁にぶつかる。
あら?俺一人?

キョロキョロと見渡すとアレンたちも違うところの壁に集まっていた。

あー。どうしよ。

ガァアアアアアアア

飛びかかってきたのであー。

死亡フラグきたーーと顔を手で防御しようと思ったら

黒い靴[ダークブーツ]

「にゃあ!?」

「ちっ やられたか」

『うぐっ』

黒い靴を発動したリナリーに捕まれてた神田がとっさに俺の服を掴んで上へと上がる。

助かったけれど

『ぐるじい……ぐびいだい。じぬー。』

首っこの部分を掴んでいるので息が出来ない。めっちゃ苦しいのだ。やっぱ、死亡フラグは逃れられないのか。

神ノ道化!![クラウンクラウン]

どうやらアレンたちの方も大丈夫だったようだ。

『ゲホッ、ゲホッ。死ぬかと思った』

やっと解放された名前は皆より最初に逃げ出す。

走るのは苦手だが逃げなければと本能が働いているため本当マジで走る。

だってね。自分が恋しいんだから。
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