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□暇人は仕事しろ
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『そんでこんなことがあってね。』

「えーっとそれを私がやれと?」

『うん。出来るでしょ?そうしないと私の家崩壊するんだけど』

「は?面倒。自分でやりなさいよ。」

『なんでよ。お願い。依頼何でもこなすから』

「じゃあ、次の依頼は依頼料全て私に頂戴ね?」

『……………』

「ね?(黒)」

『…………わかりました。とりあえず、お願いします。』

「はーい。」

逃げてきましたよ。本当巻き添えは嫌だと思いましたからね。

んで、止められる人といったらリナリー様々しかいるわけがないと思ってあちらの世界に避難と共にリナリーに助けを求めたんですよ。とはいってもリナリーイノセンスはまだ使えてませんよ。ぎこちない歩き方しながら歩いてるからね。前回も実際はいってなかったけど松葉づえつきながら歩いてこっち来ましたよ。そんなのでとめられるなぁ。話変わるがそしたら次の依頼料全てよこせときましたよ。お金大切なのにさ。はぁ。まぁ家全壊にされちゃあそりゃ嫌だからさ頼みましたよ。本当コワイコワイ。

「名前じゃないか。どうしたボーッとしやがって。」

『あ。クロス元帥。今日も遊んでるんですか?』

「当たり前じゃねーか。」

『いやそこは否定しましょうよ。』

知ってましたか?あちらの世界の時間は丁度方舟終わってから少ししかたってません。なのでクロス元帥もその他元帥たちもゾロゾロと教団にいるのですよ。まあ、会ったのはここにいるクロス元帥とクラウド元帥の二名。
クラウド元帥というか私にとって同じ対アクマ獣使いですから先輩と後輩という関係ですかね。
色々と教えてもらってなんとなくですけど使いこなせたなーという感じですかね。最近は駄目ですけど。もう、もう一回教えてもらわなくっちゃ。

「また馬鹿弟子が何かやらかしたのか?」

『ええ、私の家でドンパチしてますよ。きっと私の家は炎上しているかもしれません。』

「ははは。それはドンマイだな。ほらお詫びの品だ。馬鹿弟子にも半分渡しとけ。」

ドンと渡された紙たち。これはねぇ私に渡すもんじゃないよ。アレンに渡せよ。

『請求書。』

「はは。バレたか。」

『バレバレです。あなたが渡す紙たちは全て請求書なんですから。クロス元帥渡すならその私の家で暴れてる弟子に直で渡してください。』

「よくいったな。ということは相当名前も参ってるってことか。」

ははははと笑うとクロス元帥は私の頭に手を乗せてきてわしゃわしゃと髪をなで始めた。

『ちょ、髪グシャグシャになるやめれー。』

「クロス元帥丁度いいところ[サッ]に……」

『…………』

リーバーさんがきた。話しかけたらさっとクロス元帥は風のように逃げていった。逃げ足早くね?

「ちくしょー。マジありえねー。」

『(キャラ崩壊!?)リーバーさんお疲れさまです。そして家の修理お願いします。』

「……は?」








その後何十分かしてリナリーが帰ってきた。妙にスッキリとしているので家に帰ったら家が全壊ではないが半壊していた。
アレンは?ラビは?神田は?と思い探してみるとアレンは風呂場に倒れていて神田はタンスに上半身入っていてラビは土の中に埋まっていた。
なんでこうなっているのか聞きたいがここはあえて聞かないことにする。


だってね。死にたくないんだもの。




暇人は仕事しろ……それこの三人に言いたいや。
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