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□万事屋狼銀ちゃん
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注意↓
創作天人がいます。
相変わらず、面倒くさがりで
名前は早乙女りんちゃん。

















何時もの日常、
今日も万事屋は騒がしい。


だが、今日は何時もより
何かが違った。


今日は人の絶叫や怒鳴り声ではなく動物の声が何故か聞こえるのだ


「7000hitおめでとう!!


って、違うだろ!!」


ビリビリビリビリ


応接室にて銀色の狼が紙をビリビリ破いていた。この狼は正しく坂田銀時が狼になった姿であった。


「銀ちゃんしょうがないアル

気がついたら7000hitしていたからって焦って管理人作ってたネ。」


「神楽ちゃん!!それ裏事情!!駄目だからそれいっちゃ!!」


「うるさい駄眼鏡!!」


「駄眼鏡ェェェェ!?」


ピンクの毛に覆われた兎、神楽にツッコミする猿の新八。
定春はくわあぁぁぁと大あくびをし、応接室隅で寝始めた。


「どうするんだよコレ!!
直す方法とかないのコレ!!」


「残念ながら街中がパニックになってます。」


テレビをつけると中継でアヒルがクワグワ言いながら街中が動物にと叫んでいた。


銀時はテレビをじーっと見ると街中アレじゃね弱肉強食になってね?と汗を流し新八に尋ねた。


「…………………あ。ライオンが豚捕らえようと追っかけてますね。」


アヒルアナウンサーの後ろでライオンが豚を追いかける姿があった。


「……………………」


「……………………」


新八をじっと見る銀時。
ごくりと唾を飲み込み一言。


「……………食って良い?」


「なんでそうなるんですか!!」


「いやぁ、銀さん狼だしぃ。
肉食だしぃ。食べたくなるんだよ。」


「ヤバイ!!銀さんも動物と化してきた!!」


「草食動物は黙って肉食動物に食われやがれ。」


「えええええ!?
それ神楽ちゃんもヤバイんじゃ
……………………アレ?」


新八はグルグル唸る銀時から離れるよう一歩一歩と下がり神楽を探した。
そして見つけた兎の姿。


「りん姉!!起きてるアルかー?」


『…………………た、たす、け…』


バシバシと足を兎、神楽に捕まれ、地面に叩きつけられている黒い蝙蝠(コウモリ)りんの姿があった。




















『はぁ。助かったわ。』


新八に銀時に助けられたりんはパタパタ翼を広げて飛び、
うようよしていたハエをばっと捕らえバリバリ食っていた。
その光景に銀時は新八は吐きそうな顔をしていた。


『ゲフッ。ウマウマ。』


「「……………………」」


『何だ?そんなにハエ食いたかったのか?』


「「いりません」」


『ふぅん。そろそろお前らも
腹空いてねーの?』


空いてませんよ。と言おうとしたが今の時間朝ご飯の時間。
ぐーっとお腹がなり始める。
二人が恥ずかしいそうに目を反らす。りんはふうんとにやついていた。


「駄目アルよ。
本能に従わなきゃネ!!」


「いや、神楽ちゃーん。
それ兎食べてるものと違うからね。普通ラビットフードか野菜じゃね?」


「巣昆布もいいアルよ」


「見たことありませんよ。
兎が巣昆布食べる姿。」


可愛い兎が巣昆布をもっそもっそ食べていた。途中、ケンタッキーの皮食いたいアルと言っていたがスルーした。
ぶーんという音が鳴り、きっと蝙蝠がキッと目を細めた。


『また、現れたな!!
ハエを黙ってオレに食われよ!!』


キィィ!!と叫びハエを追いかける姿に銀時とやめてェェェ!!と叫ぶ反面、蝙蝠を捕まえようと爪をたてようとしている姿に新八はもういいかげんにしろ!!と叫んだ。
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