世界一初恋

□りんご飴と綿菓子
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律、お前今日はどうした・・・?
そう聞きたかったのに、無防備にも俺の隣で寝息を立てている。

・・・高野さん・・・

消えそうなくらい小さな声で呼ばれてこっちが不安になる。
なのに・・・
起きてみれば・・・

「ずっと起きてたんですか?」
「そ・・・だよ」
「高野さんも寝ればよかったじゃないですか!」
「寝たら見られないだろうが!」
「何が・・・」

・・・お前のカワイイ寝顔・・・

何言ってんだか、俺は・・・

随分変わった。
律に会ってから本当に変わった。
甘酸っぱい事もふわふわした事も多分お前から教えてもらった。
きっとこれからもそうだ。

だから・・・
ずっと・・・

律と一緒にいたい。

END

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