・・・オリジナル・・・

□あの日、会わなければ・・・
2ページ/43ページ

朝から悶々とした感じで出社することになった俺。

名前は、藤堂司。

一応、名門大学を卒業し、晴れてこの春大手企業の一社員。

このご時世、難なく就職を決めた俺に、あまりよろしくない周りの目。

それが何だ!

勝ったんだからいいじゃないか。

そこが俺の悪いところ。

何でも自分が一番と思ってしまう。

そんなこんなで担当部署に着いた俺の目の前に、「あいつ」がいた。

「お前、さっき・・・」
「(最悪・・・)」
「新入社員か?」
「他にあります?」
「これが面接なら、完璧不採用だ」
「あんたが面接官じゃなくて良かったよ」
次へ
前へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ