Natsuki Fujino

□さよならキャットハンズ
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『本当にいいのかね?ウチとしては来季も契約する意思はあるのだが・・・』
『いえ、もう決めたことですので・・・』
『そうか・・・』
『短い間ですがお世話になりました。それと・・・期待に応える事ができず、本当に申し訳ございませんでした。』

頭を下げ、私は球団事務所を後にした。

わざわざ待ち伏せしていた青い髪の女性が何か言ってくるが、全く耳に入らない。
一言、ゴメンと告げて逃げるように立ち去った。
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