Athrun×Kira LoveStory*

□ハロー!モーニング
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《ピピピピピ…》


「……ん…」

深い眠りを妨げる厄介な敵は今日も元気だ。起きるのが億劫でシーツを頭まですっぽり被り耳を塞ぐ。

《ピピ…ハロハロ!キラ、オキロ!テヤンデェー》


「……」

始まった…。僕の目覚まし時計はアスラン特製ハロ型目覚まし時計というもので。名前の通り、見た目はホントにハロそのまんま。そして三段回アラーム機能がついていたりする。これがすごく強烈なんだ。

第一段回は普通の目覚まし時計と変わりないピピピというアラーム音。
第二段回はさっきのようにハロがしゃべりだし、変な言葉遣いで起こしてくる。

そして最終段回は…そろそろ来るだろう。


―ボフンッ!

ほら来た...。ハロは自ら動きだしてベッドの上を跳ね回るのだ。おまけにとてつもなく煩い。


《ピピピ、テヤンデェー!オキロッ!キラ!オキロー!ハロハロ〜?ハ...》

―ガシャンッ!……

「え?!」

仕方なく止めようと起き上がる前に響いた不吉な音。しーんと静まり返る室内で、キラの隣で眠るアスランが、もぞもぞと寝返りを打ちながら不機嫌そうに呟く。

「…煩い」

煩いもなにも作ったのは君じゃないか!と呆れてしまう。壁ぎわには無残にも破壊されてしまったハロ。どうやら製作者本人の手で投げ付けられてしまったらしい。

「あ〜壊れちゃった…」

残念そうに見つめていると、アスランの腕が僕の身体を強引に腕の中へと引きずった。

「こら、もう起きなきゃだよ?アスラン」
「いやだ」
「…しょうがないなぁ」

と、言いつつも僕も昨晩のアスランとの激しい行為...(思い出すだけでも恥ずかしい)で、身体が睡眠を欲しているから…。逞しい彼の胸に擦り寄り、もう一眠りもたまにはいいかなと思った。


END.
 

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