Athrun×Kira ParallelStory*
□brilliant〜特別な日〜
3ページ/8ページ
その瞬間、、、
「くぉらぁー!!!」
甲高い怒声と共にドドド、という足音を響かせ誰かが勢いよくやってきた。
誰なのかは一目瞭然なのだが...。
「離れろっ!変態!!」
金の髪を振り乱し、拳を振り上げてくるカガリ。
力加減一切なしの強烈な拳をしかし、アスランは難なく受け止める。
「いきなり何だ?」
「クッ...お前っ!キラに何をした!!」
「何って...あぁ、キスのこと?」
「〜!!殺すっ!」
更に拳が繰り出されそうになったが、毎度のようにキラによって止められた。
「やめて!カガリ!」
「キラ?!お前、こいつにキキキ...キスされたんだぞ!?私が代わりに殴ってやる!」
「やめてよ!キスならカガリや父さん、母さん達ともしてるでしょ?」
「...っ!キラ、よく聞け!普通は家族以外とキスなんかしないんだ!」
「...?でも、この前テレビで家族以外の人ともキスしてたよ?」
きょとん、と首を傾げるキラにカガリは頭が痛いとばかりに額を押さえる。
アスランの魔の手から守ってやりたいというのに、この弟はどこか抜けている。
→
次へ
←
前へ
[
戻る
]
[
TOPへ
]
[
しおり
]
カスタマイズ
©フォレストページ