Athrun×Kira ParallelStory*
□brilliant〜特別な日〜
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可愛らしくはにかむキラ。
なんで、こんな可愛いんだろう...。
抱きしめたくて堪らなくなる。
「キラッ」
衝動的にキラを電柱の陰に引っ張り込んだ。
「わっ!?何、何?」
「約束の印...」
そう言うと、慌てるキラの唇に軽く口づけた。
途端、紅く染まる頬が初々しくて。
このまま閉じ込めておきたくなる。
「恥ずかしいよぉ、アスラン」
「...キラ、好きだよ」
「ぅん...僕も、好き」
キラから告げられた言葉は嬉しいけれど、俺の言う「好き」とは意味が違う。
キラの「好き」は友情の域を超えないもので。
でも例え、意味は違うとしても、キラからの「好き」という言葉が聞きたくて、たまにこうして問いかける。
―いつか本当の意味での「好き」になればいいのに...。
「アスラン?」
考え込んでいた俺を、不思議そうに見つめるキラ。
「好きだ、キラ」
ありったけの想いを込めて、もう一度口づけようと顔を近づけた。
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