宝物@

□2006年蛮ちゃん誕生日
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「……ぁ……ぎ、んじ……っ…あっ……。」

今までにないくらい丁寧に、愛しい体を解いていく。
指先に口付けて、その付け根を吸い上げる。舌で撫で、唇が口付けを刻み、手首から二の腕、首筋へと美しいラインを辿る。
蛮ちゃんが弱い項のラインをわざと避けるように唇は掠めて、くっきりと浮かぶ鎖骨に甘く歯を立てた。

「んっ……ぁ……っ……。」

まだ立ち上がってもいない胸の突起を、外側からじわりと舌で円を描く。中央の果実には触れてはやらない。
それは、片方の胸を弄る指先も同じで、クルクルと周りをなぞっていくだけ。

「銀次っ……。」

焦れた声は、決定的な刺激を与えられていないのに、熱っぽくて、濡れたように切なく見上げてくる瞳が、俺をゾクゾクさせた。

「焦っちゃ駄目だよ。今日は、蛮ちゃんの誕生日なんだから、うんと気持ち良くなってもらわなくちゃ…。」

笑ったつもりだったけど、蛮ちゃんにはどう映ったかな?

ゆるゆると胸への愛撫を続けながら、脇腹に口付け、内股へと辿り着く。膝裏を掴んで左右に割り開いたら、真ん中ではちゃんとソレが反応を見せていた。

「なんだ。ちゃんと感じてるんじゃん。蛮ちゃん。」
「……っ。」

カァっと赤くなっている蛮ちゃん。かわいいなぁ。

太股の付け根の柔らかな部分に舌を這わせ、ちゅっちゅっとついばむような口付けを与える。じんわりと先端を濡らして、ソレも震えていた。

「折角だから、使わないとね。」

ローションで入口を濡らした後、キャップを外し、キャップのしてあった細い筒状の部分を秘部に突き挿した。

「ああぁ……っ。」

ボトルの真ん中をグッと強く押してやれば、ゴボゴボとローションが蛮ちゃんの中に注ぐ込まれていく。
緩やかな愛撫に慣れた体にそれは、刺激が強かったみたい。三分の一ほど注いで、それを引き抜くと、秘部からタラリと蜜のように零れてた。

「すごい、イヤらしい…。」

うっとりと微笑んで、緩く立ち上がった突起にキスをした。舌先が突いて、唇で挟んで甘く噛む。同時にもう一方も人差し指と親指とで摘んで強弱をつけて揉んだ。

「あっ……んぁ……あっ、あっ……ぁ…。」

なのに、肝心の部分には触れてやらない。
すっかり前を大きくさせて、下の口はさっきから物欲しそうにパクパクさせてるのに。
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