short_210堂

□れっつ、アシスト!〜青猫編〜
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「ふーんふふーん♪」

陽気に鼻歌を歌いながら廊下を歩くのは、人の姿をしているピチュー。彼女は今日、試合がないので休みなのだ。

何をして遊ぼうか、と考えているらしい。

「ふんふーんふふ……ん?」

あと数メートルで曲がり角というところで、見慣れぬものを見た。

「……?しっぽ…?」

それは青い尻尾だった。尻尾といえば何人か思い付くが、ルカリオやトキのそれに比べ、目の前にある尻尾はしなやかに動いていた。

―だれのだろう?

そう思ってしまえば彼女は行動が速い。すぐさま電光石火の如くその尻尾の正体に抱き付いた。

その正体は………
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