太陽はハカイがお好き
□stage 1-2
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「お邪魔してるわ、円堂守」
入浴し終わり、自室に戻ると「人外」が、窓際に悠々と立っていた。
相変わらずのサクラ色の瞳を此方に向ける。
「あなた、生き残りなんでしょ」
いきなり聞いてきた。
オレの事情など関係無しに。
「何を、言って…?」
「動揺してるという事は、肯定とみるわ」
何故、知っている?
「人外」だからか?
「あなたの考えは間違っていないわ。
だって、あなたと同じ――」
止めろ、言うな。
「化け物だもの」
「あ、あ、あっ…」
「もう、人のふりは疲れたでしょ? だから、>副作用―――否、拒絶反応が出た」
「、ひっ…ぐ。ぅあ…」
「可哀想なヒト擬き、それが私たち《最終限界(>アンドロイド)》」
「うぅ…、うぅ…っ!」
「復讐、してやらない? 犠牲を知らない一般人に」
「、ふくしゅう…?」
「そう、私たちの想いを知らずにのうのうと暮らしてる彼奴らに」
「。ふっ…、ふっ…、ふ…っ!」
「アハハッ…! ニンゲンドモニ、フクシュウを………っ!」
stage 1-2
「クルイ」