鳴門

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ガバッ








「それなら俺の部屋で寝るといいっ!!」




勢いよく目覚め起き上がったイタチ


蹴りが甘かったかな?






『イタチの部屋で、か?』



「何だ、不満なのか!?」




「そりゃああんな事されたんだからなァ、





俺の部屋で寝ろ」



『強制っ!?』






本当にどこで寝よう…







「私の部屋は如何ですか?」






『鬼鮫の…?』




「駄目だちなつっ!!鮫と一緒に寝たら鮫が移るぞっ!!」




『鮫が移るってどういう事!?




んー、じゃあ鬼鮫の部屋で寝ようかな』







「ちなつっ!?何で俺ではなくてよりに
もよって鮫なんだっ!俺の部屋に行くと団子が沢山食べれるぞっ!!」



『沢山って何本?』


「一本」


『どこが沢山なんだよ!!
もう眠いから行こうよ鬼鮫』





「分かりました。ではついて来て下さい」




そのまま鬼鮫の後を歩く俺









「ちなつーっ!!行かないでくれーっ!!」












「オイラ放置かよっ!!うんっ!!」








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