言葉にできない

□四話
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私は、夏目残夏とお付き合いすることになった。


不誠実な恋愛だ。

私に夏目残夏へ向ける恋心はない。


それでも彼はいいと言った。
自分を利用しろと言った。


「・・・。」


実感が無い。



四話
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