05/01の日記
10：28
君の全て
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ボカロ曲の「tear」のパロ的なものです。
サビだけなので短いです
南沢さんが雷門を去ったあとのお話です
京→倉→南と見せかけ、京⇔倉だったりします
＊
貴方が伝えきれずに溜め込んでいる悲しみを
俺が涙に変えます
「…強がらないでください」
「…は？」
「南沢さんが居なくなって辛いんでしょう？」
「……なっ、別に辛くねえよ！（そっぽ向く」
「なら、こっち向いてください」
「…嫌だ」
「……（ｸﾞｲｯ」
「…！」
「ほら、泣いてる」
「泣いてねえよ！！（ｺﾞｼｺﾞｼ」
「強がらないでくださいよ」
「強がってねえし…（泣」
俺が伝えきれない喜びを
貴方が笑顔に換えてください
「よっしゃ、！！やったな剣城！！」
「これくらい当たり前の事です」
「なんだよー素直に喜べばいいだろ」
「…」
「ばーか（にへらぁ」
貴方がうまく泣けない分だけ
俺が代わりに泣きます
「…クソッ…！！」
「……」
「…なんでだよ…なんで辞めたんだよ…南沢さん…」
「…（ﾎﾞﾛｯ」
「…剣城？」
「…倉間先輩は泣かないで」
「…え？」
「俺が倉間先輩の悲しみを背負います…
だから…
俺が上手く笑えない分だけ、、、
貴方は笑っていてください…（ﾎﾞﾛﾎﾞﾛ」
「は？何言ってんだよ…バカじゃねえの…」
「先輩…声が震えてます…」
「誰のせいだと思ってんだよ…バカ剣城」
「…でも…幸せで居てくださいね…」
「…だから、何なんだよお前は…（ﾎﾞﾛｯ」
「泣かないでください、笑ってください！」
「…笑えるわけっ…ないだろぉ…！」
「…笑ってください！（頬を引っ張る」
「………」
「……」
「…ばーか、笑えるわけねーだろ…（ﾎﾞﾛﾎﾞﾛ」
「…ですよね」
「でも、ありがとな…（ﾎﾞｿｯ」
「何か言いました？」
「なんでもねえ、気にすんな」
貴方はどうか、幸せで居てください。
END
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