長編

□都立愛戸流学園 2
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†A組の学園祭会議†

亀梨くんがだいぶ慣れてきた(?)ある日の学級会でのこと。

上「はいはい(パンパン!)、とりあえず席について!」

一応、学級委員の問題児 上田竜也くんは珍しく一生懸命、手を叩きながら、みんなをまとめようとしていた。

赤「え〜何すんの?」
と言いながら、椅子をガタガタ揺らす赤西くん。

淳「ちょっと待って!今、レアアイテムがゲット出来そうだから!」
と言いながら、ゲームから一切目を離さない田口くん。

聖「…zzz」

こんな騒がしいのに教室の隅っこで爆睡中の田中くん。

中「も〜(汗)」
と必死に靴の裏に付いたガムを取ろうとしている中丸先生。

亀「…(汗)」

そんなみんなバラバラの行動にちょっと引いてしまっている亀梨くん。

上「みんな、ちゃんと座って!淳之介は学級会が終わるまでゲーム没収!(ガシッ)」
淳「あ〜
上「聖、聖!…聖、聖!(ゆさゆさ)」

隅っこで爆睡中の田中くんを必死に起こす上田くん。

聖「ん…ふわぁ〜。何だよ…(目をこする)」
上「学級会するよ!」
聖「は?」
上「変なものに決まってもいいんだったら、寝ててもいいけど?」
聖「はいはい、分かりましたよ。」

ちょっとイヤイヤながら、黒板の前に集まった。

上「今から学級会を始め…(中丸先生に視線を送る)」
中「へ?何?(・△・)?」
上「教卓の横に立てよ。」
中「なんで?」
上「なんで?は無いでしょ(半ギレ)?」
中「わ、分かりました(>_<)」
上「じゃあ、今から学級会を始めます。今回の話し合いは学園祭の出し物についてです。」
赤「学園祭!?もうそんな時期か…。」
淳「確か、去年は…」
聖「脱走してキノコ採りに行ったしな。」
亀「マジで!?」
赤「だって、あの女が女装させるとか言い出しやがって、大変だったんだぜ?」
佐「(ガラッ)その女って言うのは私のことかな…?問題児組のみ・な・さ・ん?」
赤「…Σ!?」
5人「ちょっ、ちょっと止めて〜!!!!!」
中「…(/△\)(見て見ぬふり)」

5分後…。

中「もう終わった?(ゆっくり手を離す)」
5人「…(テンションがた落ち)。」
佐「まだやる?」

佐々川先生は背負い投げの素振りをしながら、問う。

5人「い、いや、結構です…

みんなは腰をさすりながら、答える。佐々川先生に背負い投げされた問題児たちだった
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