短編
□僕らの関係
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《Tatsuya》
好きなのに近付けない…触れたいのに触れてはいけない
君を思うだけで胸が苦しい
そんな俺はどうしても近付きたくて、アイツに黙って、君を呼び出した
俺にとっては好きな人だけど、君にとっては彼氏の友達
何か間にアイツがいると言うだけで遠く感じる
だけど、君はいつも笑顔で俺のワガママを受け入れてくれる
俺はそういう所が好き、大好きです
あの日、雨の中の君の言葉が頭から離れない
俺に辛い気持ちにさせないようにと言った言葉が嬉しかった
優しさに包まれた悲しい言葉だったけど、苦にはならなかった