長編小説

□ETERNAL LOAD
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序章 始まりのウタ




『私はこんなところではやられたりはしない・・・』


「無駄だ。お前は俺たちからは逃げられしない。」
「そう、私たちからは逃げられやしない」
「ウォーグレーモン」

『狽ィ前たちは!!』

『ガイヤホース』

今にも消えそうなそのデジモンを完全に跡形もなく消し去った。


「〜♪〜♪」
一人の少女が歌をつむぐ。
「歌うな。俺たちはこの世界には存在できない存在なんだぞ?もし、ばれたらどうするつもりだ?」
「でも、これでパパの過去の世界は救われたんだよ。ママに感謝しないとね?」
首をかしげながらその少女は歌うようにいう。
「それはそうだが・・・」
ゴーグルをした少年がそううなだれる。と


「あなた、優華」
遠くでもなく近くでもない優しい女性の声が頭の中に響いた。


「あぁ、今帰るよ。リコリス。帰るぞ、優華」
瞳を閉じながら少年は言う。
「はぁ〜い。パパ。帰ろうっか。コロモン」
『わかってるよ。早く太一』
コロモンはゴーグルの少年にそう頭に飛びのる。
「ばか、その名前で呼ぶなよ!!」
『だって、太一は太一だもん』
「コロモン」
『わかってるさ、僕だって・・・ここは僕らには厳しい場所だよ』
「ならいいんだ・・・この世界を守ることが俺たちの・・・」
だんだん声を小さめながらいう。
「パパ、パパには優華もママもついているよ。この先何があっても優華もママもパパからは離れないよ」


『そうだ。俺にはこいつらがいる。だから・・・大丈夫だよな・・・これから先どんなことがあっても…そうだよな・・・過去の・・・八神 太一・・・選ばれし子供の基礎の紋章を持つものよ・・・』


そういってその少年は過去の・・八神太一をみながらそういった。
その声には太一にも届いていた。
そちらの方を太一は見上げると笑った。
過去の自分の姿をした未来の自分と・・・その勇気を受け継いだ子供を見ながら・・・



あとがき
さてさて・・・ごめんなさい!!(逃走)
次回からテーマーズ編をへてフロンティアののち今放送中のセーバーズへいきます。書き上げてみせる。リョウ、輝一を出すために!!
ちなみに奥さんは不思議少女です。
ヒカリちゃんとは似てない不思議な少女です。(なんだよそれは・・・)
では
平成18年7月29日
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