御伽噺2(蔵馬メイン小説)
□星を待つ者
3ページ/7ページ
風が吹いた。
ふいをつかれて目を閉じて・・・次の瞬間には星が落ちてきた。
『なんだ貴様は!!』
『ただ通りかかっただけだ。』
・・・なんて美しいんだ。
体が動かない。
目が合っただけで息が止まりそうだ。
あの目・・・冷たく・・・悲しい目。
『一人の女によってたかって・・・呆れたものだ。』
『うるせぇ!!死にてぇのか!?』
『かまうな!!やっちまえ!!』
また風が吹いた。
.
→
次へ
←
前へ
[
戻る
]
[
TOPへ
]
[
しおり
]
カスタマイズ
©フォレストページ