御伽噺1(蔵馬メイン小説)
□二人
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「なぜこんな所に・・・」
幽助の妖気をたどると、そこは病院だった。
何があったか知らんが俺には関係ない。
俺が求めているものは・・・
ただひたすら幽助の妖気へと近づく。
「この中か・・・」
ある部屋の前。
この中に幽助がいる。
そしてここへ来て気づいたもう一つの霊気。
「ちっ・・・あいつもいるのか。」
長く顔を見ていない奴が一瞬浮かんだが、そいつをかき消して扉を開けた。
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