long dream1
□第1話
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「シャシャシャ!日本円は全てワシが貰ってやるであろー
お主らはコレでも使っておれ」
「金庫の中身は全て空です」
「クソ この銀行で6件目だ」
「おのれヴァレンティーノ・・・・・・・・・!
こんなもの造りやがって」
「荻野警部、宮野警部 どうしましょう」
茉 ・荻『「・・・・・・」』
荻「・・・洋を使うか」
「洋!?あの因幡洋ですか」
茉『その因幡洋です』
「どの因幡洋でありますか」
「噂くらい聞いただろ 狼男の警察犬
髪の毛1本から犯人を突き止め伝説となった男だ
人智を超えたその能力は証拠として扱われず公表されることもないが
触れただけて個人を識別し口に含むことで記憶を読む
その検挙率100% 真に法の番犬だ
性格に難があって荻野警部と宮野 警部の命令しか聞かないらしい」
「さすが荻野警部と 宮野 警部’’所轄にが選ぶ指揮されたい男女刑事No.1‘‘であります」
「あの3人が組むなら事件は解決したも同然だ」
「ついにヴァレンティーノ逮捕ですね」
因幡探偵事務所
(いつも思うんだけど、なんで狸の置物なんだろ)
茉莉はここにくるたびにそう思う
荻「よ」
(ノックくらいしよーよ荻・・・)
圭「荻さんに茉莉さん! 」
優「呼ばれもしないのによく来ますね、あっ茉莉さんは別ですよ!
用があっても来てほしくないのに立ち寄ったんですか?」
荻「仕事の依頼だ悪徳助手」
茉『銀行強盗を追ってるんだけど、なかなか手強くて』
荻「洋、お前の助けが要る
また俺と組もう」