銀魂 短編

□桜色の君
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私、名無しさんは万事屋でバイトしてます!!
新八君っていうメガネの男の子とは仲がよく
毎日掃除などしてます

神楽ちゃんっていうチャイナ服の女の子と酢昆布の早食いをして一回死にそうになったことがある…苦笑

私の雇い主の銀時さん
なんだか毎日毎日パチ○コばっかいってて
どういう人かあまり知らない…
ただ、新八君に聞いたのは天パで銀髪しか聞いてなかった

と、そんな事を考えていながら留守番をしていたらガラッと扉が開いて銀時さんらしき人が入ってきた

「あのー…どなたですか?」

その答えの返事はなく不思議に思ってると

「静かにしろ!!」

と口を抑えられて身動きが取れなくなった

怖くて涙が流れて声が出ない…

″誰か助けて…!!″

するとその願いが届いたのか
バンッと扉が開いた

そこには銀時さんが立っていた
外は雨が降ってたみたいで髪が濡れていた
息が荒れている 走ってきたのかな
そんな事を思っている暇など私になかった

「名無しさん!どこだ?!おい!!答えろ!!」

ここです!!と叫びたかった
でも首には誰かわからない男の人が刃物を突き付けてる口には手が…

すると男は私を盾にして銀時さんの前に立った。

「誰だてめぇ…名無しさんになにやってんだ」

「こ、この女殺されたくなけりゃか、金だ、だだだ出せよ…!!」

銀時さんの顔がすごく怖い…
刃物が私の首にあてられている
誰かわからない人はすごくビビってる

「金?金なんてねぇよ。とりあえず名無しさんを離せ」

1歩1歩近ずく銀時さん

ビビる男わ私の首につきつけた刃物が痙攣して私の首に軽く傷をつけた

『痛っ…!!』

私の声を聞いた銀時さんは木刀を抜き目に追いつかない速さで男を倒した。

私はよろけて倒れそうになったけれど銀時さんが助けてくれた

男はすぐに逃げて行ったが外には真選組の人達がいて即逮捕された

私は怖くてずっと泣いていた
膝が笑って立てない

銀時さんは優しく耳元で囁いた
「大丈夫か…?怖い思いさせてすまなかった」

その言葉に涙が止まらなかった

『大丈夫です…ズズでもほんとにこわったんでしゅよ…』

泣きながらだったのでちゃんと話せなかったが銀時さんはギュッと優しく抱きしめて
ずっとそばにいてくれた

沈黙がしばらく続いた後に銀時さんは

「こんな怖い思いさせちまったけどまだ万事屋で働いてくれるか・・・?」

『当たり前じゃないですか働きますよ!!』

その言葉を言った私に銀時さんはほっとしたように

「そうか…よかった」

その時の笑顔にキュンとなった…
まるで桜をみているようで…

ーEND−

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