黒色の書庫

□小話集
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「毛利殿はなんでそんなに頭が良いのでござるか?」
満開の桜の下で団子に夢中になっていた幸村が不意に元就に尋ねた。その答えを彼の隣で酒を飲んでいた元親が答える。
「そんなのあのでっかいオクラを毎日食べているからに決まっているだろう?」
「Ha、ずいぶんとおもしろいjokeを言うじゃないか」
元親の冗談に政宗がにやりと人の悪い笑みを浮かべた。普段なら、元就の采配が冗談を言う前に元親を焼き焦がすところだが・・・・。


「貴様、なぜそれを知っている!!?」

元就が驚きに目を丸くして言った。


えっ・・・・・?

一瞬の内に空気が凍った。(その中でも団子を食べ続けるのが一名)
「おい、それ食えるのか?」
「無論、食えるに決まっているだろう?毎日天ぷらにして食べている」
「でも、それ兜だろう?食ったらなくなるだろうが!!」
「なにをこれは我の知略の源だ!!
それに変わりは畑にある!!」
「そんなものあってたまるかーーーー!!!」
{小十郎の野菜を超えるやつがあったぜ・・・・}
「?政宗殿、どうかしたでござるか?」
「いや、なんでもねぇ・・・・{本当に鈍感な奴だな・・・}」


元就ファンの方本当にごめんなさい!!
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