黒色の書庫

□しぃくんと迷宮世界(執筆中)
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例えば朝礼数分前に目を覚まし、家族への挨拶と朝食、それと着替えと歯磨きなどの身支度を5分以内で済ませ遅刻確定を知りながらも全力疾走する朝。
あるいは逆に朝礼2時間前には起きて余裕を持って朝食を取り、自習という自分に対する真面目な嫌がらせをするために始発の電車かバス(徒歩や自転車もあるかもしれないが)に乗る朝。
はたまたお昼になって目を覚まし、適当に何かを食べたり食べなかったりした後暇つぶしのために学校に行く朝(少し時間はずれているが)
もしくは、学校のテストに恐怖を覚えたり、教師と生徒の関係に桎梏を感じながらも、それを義務だと言う傲慢な強い『影』に背中を押され重い足取りで学校に行く朝。


それが今の世界で生きている学生の『日常』の見本の一部。

ごく平凡で普通の幸福と地獄が背中合わせの『日常』


しかし、僕様の『日常』はどれにも当てはまらない。



そんな平凡な生活を、

そんな退屈な日常を、

そんな生ぬるい時間を、

そんな世界に喰われている事が前提な人生を、

僕様は、

望んでない。
欲してない。
願ってない。
求めてない。




それはただの嫉妬かもしれないけど。
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