Novel

□キスだけじゃ済まないよ?
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「よかったね、二回目の最弱王逃れて」

「しょーくんきらい」

「…えぇ!?なんでよっ智くん!」


俺なんかひどいことしたっけ?
収録んときなんかやらかしたのかn…


「だってババ抜きのとき…」


おいらが追いつめられてるとき
めちゃくちゃ楽しそうだったじゃん…

ぼそぼそ話す智くんがあまりに可愛くて、
思わず少し笑ってしまった。


「そ、それにあのちゅーはなんだよ!」


笑われたことにムカッときたのか、
少し声を荒げた智くん。

てかちゅーって…(笑)
あなた本当に可愛すぎるでしょ(笑)


「相葉くんとの?
 あんなのテレビ用に決まってんじゃん」

「………かった、」

「ん?」

「どうせならおいらがやればよかった!」


それは…テレビで見せつけたかったとか?
俺らのキスシーン見せるってことは。

でもね、智くん。


「それは絶対だめ」

「なんで…っ」

「智くんとキスなんかしたら、
 俺が止まる自信ないから」

「……っ!」

「ふふ、」


このときの智くんの真っ赤な顔、
多分忘れらんないだろうなぁー(笑)



「(ばか、なで肩、イケメン、なで肩…)」

「(なで肩一番気にしてんだから!)」




                 END.

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