Novel
□溢れ出した想い。
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「好き、なんだ…智くんのことが」
「え…?」
あなたのふわりと笑う顔が。
その柔らかい話し方が。
少し舌足らずな声が大好きで。
側にいるだけで優しい気持ちになれる。
なのに、どうしてだろう。
それと同時に泣きたいくらいの
切なさに襲われるのは。
.
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