Novel
□すきすき、大好き。
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どーも、二宮和也です。
ただいま俺は自宅にて、
恋人とまったり過ごしております。
…って言っても2人とも、
全く別のことやってるんですけどね?
大野さんは釣り雑誌読んだり、
携帯で次の休みの天気をチェックしたり。
俺は俺で赤い帽子のおじさんをちょこまか
動かして、コインをゲットしたり。
…でもさ、久々の2人揃ってのオフなんだからさ。俺だってもっといちゃつきたい訳で。
「ねー、かずぅー。」
…大野さんも俺とおんなじ気持ちだったみたいですね(笑)
「なんですー?そんな甘えた声だして」
「おいら、ひまなの。」
…でしょうね。
その顔見れば誰だって分かりますよ(笑)
「残念ながら俺は今忙しいんですよねー」
…あ、むってなった(笑)
もっと素直になればいいのにって?
だって怒ってる大野さんも、
ちょっと寂しそうな大野さんも。
すごく可愛いんですもん。
ついつい、いじめたくなるんですよね。
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