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□宇宙の隅でしか愛を叫べないでいるくせに
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「俺は男だ」
「神はそれを許されない。それでも俺は、」

ウォルターが悲痛に叫ぶ。

「お前を愛してしまったよ!!」

そんな彼は後悔と背徳に酔っているのだろう。

「じゃあお前はカミサマの愛と俺の愛、どちらをとるんだ?」

俺の試すような質問に、ウォルターは息をのむ。
ただ悲しげに眉を下げ、ボロボロと涙を流した。

「…お前は本当につまらない奴だな。」

だから俺はお前が嫌いだよ、

そう付け足して、俺はアイツに背を向けた。


宇宙の隅でしか愛を叫べずにいるくせに
(よく言えたもんだよ、私は貴方をを愛しています、だなんて。)


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