紅の十字架

□使者の合流
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「?」


元帥とマリ、俺の3人で歩いているとふと名前を呼ばれた気がして振り返る


「どうした、神田?」


「……胸騒ぎがする」


「!恭弥か?」


「さぁな……」


得体の知れないものが疼いているようで気持ち悪い
ふと俺の脳裏には一つの最悪の事態が思い浮かぶ


「…いや…あいつに限ってそんなことはねェはずだ」


「恭弥のゴーレム、確か修理中だったな」


「ああ…。マリ、音を拾えるか」


「すまない。遠すぎるらしく、クロス部隊の音も分からない」


「……そうか」


この胸騒ぎは恭弥に何かあったのか……?
そんなわけ、ないよな……


頼むから、無事でいてくれ……




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