紅の十字架
□死神の出現
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「!」
「おい…メタボ……この気配…」
「…行ってあげてくださイ、カルテ
ロードとティきぽんと一緒に」
「了解ィ」
千年伯爵の部屋でカルテは紅茶を飲んでいるとある気配を感じて嫌悪感を露にした
伯爵は命令するとカルテは紅茶の入っていたカップを粉々にしたあと、部屋を出ていった
「おい、ロード」
「カルテも感じたぁ?」
「ああ、嫌というほどなァ…。で、千年公が、ジョイドとロード連れて、行ってやれってよォ
デザイアスは連れていくなと」
「分かったよ
話、聞いてたでしょ、ティッキー」
「釈然としないが、俺とロード、んでシェリルを連れていかないところを考えたら、少年関連か?」
「当たりィ。ついでに、恭弥関連でもあるから俺も同行ってわけだァ」
白いコートに身を纏うカルテの表情が険しく、ティキは目を細めた
「…ロード、扉を出してくれェ」
「うん、いいよぉ〜」
ロードは能力で扉を出現させるとカルテは氷柱剣戟で出した槍を握り締めた
「絶対に殺させねぇよォ、アポクリフォス」
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