女体化部屋

□休日の秘密
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「はー・・・
これだけ買えば、心配はないよね」








片手いっぱいに持った荷物を持ち直し



アマタは一度、休憩をするために


近くのベンチに腰をかけた








「えーっと、他に買うものはっと、」





「ねぇ彼女ー、もしかして一人?」





「え、あのっ」








ベンチに影ができ


その視線に頭を上げると




そこには、いかにもthe☆チャラ男風な男が

二人連れで立っていた










「よかったらさ
俺たちと一緒に、良いことしねぇ?」






「ぜってぇ楽しぃからよ〜」






「すみませんが、お断りします」








しっかりとした声で


アマタが拒否をすると




男たちは、無理矢理アマタの腕を掴み連れて行こうとする








「や、離して下さいっ!!!」





「いいじゃんいいじゃん!
一人なんでしょ?」





「嫌だって、言ってるじゃないですかっ!!!」





「えー?
俺たち、聞こえないなー」





「や、」








誰か!





そう、アマタが叫ぼうとした時だ








「だぁあああっ!!!
い、いてぇええっ!」





「な、なんなんだよテメェ!!?」





「あ”?
通りすがりのただの一般人だ」





「「どこがだよ?!!」」









アマタの声よりも先に


一人の帽子を深く被った青年が

二人のチャラ男を糸も簡単に降伏させる形にしていた









「テメェら、男が二人もそろって女に手ぇだすたぁ
根性、叩き直してやろぉか?」





「ひぃいいいぃっ!!!」









青年の、帽子の下から見える瞳がつり上がり



彼の纏うオーラに


圧倒された二人は、泣きながら謝って走り去った・・・






余談だが

その二人は、この後





アマタに手を出したことにより



ネオ・クーロンの住人に冷たい扱いをされることになった











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