捧げます!
□Kidnapped princess
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「ん?」
普段なら姿勢よく真直ぐこっちに来て
席に座るようにして(言って)あるのだが
なかなか動かないアマタの気配に
不思議に思って顔を向けるた
「−−−っアマタ・・・その格好」
「あのっ、これミコノさんやゼシカさんに言われて着てみたんだけど・・・
に、似合う・・・かな?///」
小首を傾け
上目遣いになるアマタ・・・
その格好は、いつものボーイッシュな格好ではなく
女の子らしいスカートを穿き
いつも以上に美少女だと引き立てるものだった・・・
「凄く似合ってるよ・・・
いつも可愛いけど、今日は一段とね//」
「///シュ、シュレードっ」
立ち上がった場所から
アマタの髪を指に絡ませ、口づけをおくる
真っ赤になったアマタの慌てた顔が可愛くて
耳元で名前を囁く
「アマタ・・・―――」
「シュレード・・・−−−」
それに応えるようにアマタが俺の名を口にした
どこか、俺を待ってるような顔でこちらを向くアマタに
理性を保ちながら、手をアマタの顎にあてる
目をつむるのを確認すると
グロスをつけたのだろう、いつもよりぷっくらしているように見える唇へ
自分の唇をあてようとした
が・・・
−−−バァアンッ!!!
「「アマタっ!!!」」
「ひゃあっ?!!
カ、カイエンっアンディっ?///」
「−−−チッ」
突然、狙ったように入ってきた
親友とアンディ・・・
この二人はアマタに好意をもった一人で
毎回、二人の時を邪魔してくる
いっそ能力(エレメント)で黙らせようかな?
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