捧げます!

□Kidnapped princess
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テッテッテッ



跳ねる足音、楽しい音が近付いてくる






トントントン







規則正しい扉のノック音に返事をすると


想い人が顔をひょっこり現した









「シュレード、遊びに来ちゃった・・・」





「アマタ、授業は終わったのかい?」





「うん!・・・だめ、だったかな?」





「ううん大歓迎だよ」








頬を赤くし、おずおずと部屋に入ってくるのを感じながら

視線をピアノに戻した



前にアマタが

俺のピアノを弾く姿がかっこいいと言っていたから


つい、そうしてしまう









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