カゲプロ
□年下奮闘記
2ページ/10ページ
「シンタローさん、付き合って欲しいっス!!」
「嫌だ」
「即答っスか?!!」
「だって、外に出るの怖いし人がいるし何が起こるか分からないし
もしかしたらバーッと通ったトラックに敷かれたり上を見上げたら電柱が突き刺さってくるかもしれないだろ」
「どっかで確実に聴いたことがある話しっスけど、そんなことがそうそう起きたりしないっスよ?!
・・・は!俺が言いたかったのはそうじゃなくって、交際の方の付き合ってで、」
「セト」
「シンタローさん?」
「俺、読書したいんだ
付き合ってくれるか?(背もたれとして)」
「喜んで!!!」
―年下奮闘記2―
(セト)
(スースー・・・シンタロ、さん・・・・)
((こいつ寝てる)
あんがとな(背もたれとして)付き合ってくれて)
(へへへ〜
シンタローさん、むにゃむにゃっ)
(寝てる時まで幸せそうだな、こいつ)
夢の中ではイチャイチャしてるんです
・