アクエリオンEVOL2

□10年後バズーカ
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「ア、アマタっ?!」



「おい、なんだか・・・背が高くないか?」



「そう言えば・・・
雰囲気も顔立ちも、どことなく大人っぽい」








なにが起こったのか


俺は、昼の訓練が終わってから水分を取ろうと

外に出ようとした時




なにかの爆発に巻き込まれた感覚のまま


どう言う訳か、俺より小さな仲間たちと対面することとなった








「あ・・・
もしかして、10年前の俺とは逆の」



「しゃ、しゃべった?!!」



「アンディ、貴様はバカか!
しゃべって当然だ!!」



「えっと、アンディにカイエン・・・だよね?」








今の俺には、二人が小さく感じ


同時に不安を覚えた








「お、いや・・・は、はいっ
ぇっとあの・・・アマタ、だよな?」



「うん
ぅわー・・・なんだか、懐かしい」



「本当に、お前はアマタ・ソラなのか?」



「そうだよ
疑いたい気持ちは分かるけど、確か・・・5分ほどしたら戻るから安心して?」








昔、同じことを言われてほっとしたことがあった








「あ、あのっ
アマタくん・・・なの?」



「あ!ミコノさん・・・
とっても可愛らしいから、二度見しちゃったよ」



「えっ!!!」



「おいアマタ!!!
俺の妹に手をだすなっ」



「手を出すつもりはないよ
カイエン、カルシウムが足りてないよ?」



「なっ・・・う、うるさい!
それと、頭を撫でるな!!!」







この頃のカイエンを思い出しながら


つい、頭を撫でながら言ってみると

顔を真っ赤にさせながら怒ってきた






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